南西フランス・聖地ルルド・パリ旅行+おまけのトルコ<フランス編③(3)>聖地ルルド・パリ編

ブログ

2023年に5歳の娘と訪れた聖地ルルドとパリについて、ご紹介します。
聖地ルルドを訪れてみたい!”という3年越しの思いがありました。コロナ禍でなかなか行けずでしたが、念願叶いようやく行くことができました。

トゥルーズからルルドへ

トゥルーズ駅は、そんなに広くないので迷わないです。9時32分発に乗るのに9時頃には駅に着いていました。早めに到着しておく方が安心かなと思います。
出発15分ほど前に、発車するホームが掲示板に発表されました。

疲れて車内で眠る娘


ルルドには、トゥルーズからアンテルシテ(INTERCITES)で2時間弱で到着しました。
フランスでは、日本と違い出発ギリギリまで何番線から列車が発車するのか分かりません…。掲示板をよく見て確認してくださいね。
列車が遅れる場合も、掲示板にお知らせが出ます。

ルルド駅



聖地ルルドとは?

ルルドは、フランス南西部のスペインとの国境に近いピレネー山脈の麓にある小さな村です。この街は、世界中から奇跡を信じ、多くの方が訪れるカトリック教会最大の巡礼地です。毎年600万人の方が訪れるそう。ホテルの数もフランス国内においてパリに次いで2番目に多いそうです。(ホテルの部屋数は、パリ、ニースについで3番目です)

大聖堂で、静かにお祈りを捧げる方
ライトアップされたマリア像

ルルド(ルルドの泉)なぜ有名?

ルルドの泉は、19世紀(1858年)のある日、貧しい家に生まれた14歳の少女ベルナデット・スビルーの前に聖母マリアが出現し、お告げをしたことに始まる。お告げの通り、「泉の水を飲んだら病が治る」という奇跡が起きた。この泉の水によって、不治の病の治癒例が多くみられ、世界中にその噂が広まり有名な街になったそうです。

聖母が出現したマッサビエルの洞窟と聖母マリア像


カトリック信徒以外に沢山の方が、取水に訪れていました。写真は、泉の水を容器に入れている娘です。
娘は、この水を飲んで”めっちゃ美味しい!!”とガブ飲みしていました。2L のペットボトルを購入して、中の水をルルドの泉の水に入れ替えて一晩で娘と一緒に飲み干しました。(笑)
神聖な水を贅沢に飲めて幸せでした!
ルルドのお土産物屋さんには、水を汲むための容器が大小かなり沢山売ってありました。が、個人的な見解ですが容器に埃がかぶっているものもあり、衛生的に飲用するにはオススメ出来ないです…。
自分の水筒やスーパーで売っているペットボトルを活用した方が良いと思います。

ルルドの水はなぜ美味しい??

ルルドの水は、ほんとに美味しかったです。
帰国してからその成分を調べているサイトを見つけました!良かったら皆さんも参照見てくださいね。

上記のサイトによると、ルルドの泉質の特徴は、アルカリ性である。そして石灰岩質の自然ろ過でカルシウムやマグネシウムを適度に含んだ水であるとのこと。

ルルドのろうそく行列

ルルドでは、ハイシーズンである4月から10月の期間、毎晩ろうそく行列が行われます。誰でも参列出来るので、せっかくだから娘と一緒に参加させて頂きました。敬虔な信者の方も世界中から沢山いらしていました。事前にお土産物屋さんにてろうそくは購入できます。(1€~2€程で売っていました)
身体が不自由な方も、三輪車車椅子に乗り参列されていました。
”あめのきさき”の聖歌を歌いながら、行列は進んでいきます。”Ave Ave Ave Maria”の歌詞の部分は、みんなの声がひとつにそろい本当に素敵です。そして、手に持ったロウソクを天に向かって一斉に掲げる、その光景は本当に圧巻でした。心洗われました。
その後、消えてしまったロウソクにお互いに言葉が通じなくても、火をつけ合う姿にも癒やされました。

宿泊したホテルについて

宿泊したホテル(ibis Lourdes Centre Gare)は、ルルド駅から歩いて5,6分のところで、立地も良くて快適でした。ルルドの聖域までは、歩いて15分~20分ほどかかったと思います。

ルルドの聖域までは、”Chemin de Bernadette Lourdes”と刻まれたものが石畳に埋め込まれているので、それを道しるべに娘と楽しみながら行きました。
聖域に行く道中は、お土産物屋さんが両脇に並んでいて沢山のお水を入れるための容器が売ってありました。

宿泊したホテルの朝食は、美味しかったです。娘は焼きたてマドレーヌが気に入って一人で2個完食していました。3個目は多くてさすがに残していたので私が頂きました。

ホットカフェオレとヨーグルトとハムとチーズとパン。
一般的なフランスの朝食です。

ルルドからパリへ

ルルドをあとにして、せっかくだからパリにも足を伸ばしました。TGVで約5時間の長距離移動。
ルルドからパリ(モンパルナス駅)は、乗り換えなし直行で行けます。

各座席前に、充電出来るコンセントもあるのでパリに着く前にフル充電出来ました。モバイルバッテリーも充電!

BERNACHON(ベルナシオン)

モンパルナスに着いて、そのままベルナシオンへ。
娘は、パンダを抱えながら疲れ切っています…。
翌日からお店が2日間定休日でお休みのため、20kg超えの重いスーツケースを引っ張りながら頑張りました。(^^;)

先に日本人の女性がショコラを大量に購入されていました。SOLDES(セール)のためロンドンから日帰りでいらしているとのことでした。国をまたいでセールに日帰りで来る感覚日本にはないなぁ。。。
店員さんにルルドから直行でホテルに寄る前にここに来た旨を伝えると、サービスにチョコレートを頂きました。
疲れた身体に染み渡る美味しさ!!

こんなに沢山購入しても日本円で9,000円(1€=157円〈2023年7月時点〉)程でした。日本だとタブレット1枚が4,000円以上するのでかなりお得ですよね!

夏場にチョコレートを安全に持ち帰る方法

日本から持参した保冷バックに冷たい冷凍食品を購入して、一緒にチョコレートを入れると溶けることなく持って帰れました。小さな保冷剤も、日本から持って行くと便利ですよ。
ホテルのフロントにお願いして、冷凍庫で保冷剤を冷やし固めてもらいました!

シャルル・ド・ゴール空港に向かう道中も100均タッパーに冷えた保冷剤と一緒にチョコレートを入れておくと真夏でも溶けなかったです。タッパーの中に隙間ないように板チョコを入れるとスーツケース内でも割れることなく持ち帰れますよ。
私はこの方法で、ボルディエバターも安全に持ち帰っています。
バターは、漏れる可能性もあるので日本のジップロック(100均で購入できるタイプで十分)に入れてからタッパーにいれたほうが安心です。

タイトルとURLをコピーしました