南西フランス・聖地ルルド・パリ旅行+おまけのトルコ<トルコ編②>

ブログ

2023年6月、母娘2人旅行。今回は第2部のトルコ編です。
初めて利用したターキッシュエアラインズ、半日トルコ観光についてお話ししたいと思います。
ターキッシュエアラインズは、今回初めて利用しました。

ターキッシュエアラインズについて


私が旅行した6月末は、ターキッシュエアラインズがまだ関西からは就航していなかったので、夕方17時発のJALで羽田(18:15着)に向かいました。私が利用したのは、下記の便です。
TK199便21:55発 羽田 ー 05:15着 イスタンブール空港
この時間帯の便は、無理に寝なくても眠れるので時差ボケになりにくいです。しかし、日本時間0時回ってから1回目の機内食があるので、そこで覚醒してしまうとなかなか眠れないかも…。
娘が初めての長時間フライト+機内食にテンション上げてなかなか眠らなかったです。

機内食について

1度目の機内食。私が選んだのは、チキンのグリル(左写真)です。娘は和食(うどんと鯖)をチョイス。
食べた感想は、チキンはムネ肉なのでパサついて固かったです…。チキンに添えられているお野菜(ズッキーニ、ポテト、パプリカなど)は、美味しかったです。
ひよこ豆のペースト(フムス)も個人的には好きですが、好き嫌いは分かれるかと思います。ちなみに娘は食べなかったです。
白いのは、デザートのチーズケーキ。(娘は、一口しか食べなかったです…。母のケーキで舌が肥えているみたいです。)
軽食には、チーズサンドイッチ、ブラウニー、おにぎり(サケと梅)が用意されていました。

右側の写真は、到着2時間ほど前の2回目の機内食です。私も娘も焼きそばを選択。
お味は、塩加減も良くてさっぱりした感じです。季節のフルーツも美味しかったです。
もうひとつのメニューは、マッシュルームオムレツ。付け合わせはフライドポテト、スナップエンドウ、トマトのグリル。
機内食のパンに添えられていたのは、私たちがよく食べているバター(牛)では無く、山羊のミルクで作られているバターでした。なので、娘は臭いと言ってジャムを塗って食べていました。
娘が言うには、1番美味しかったのは”チェリージュース”だそうです。

パリからイスタンブールの機内食
往路の機内食(2回目)※一度目の機内食は熟睡してました…。

エコノミークラスのアメニティと子供用アメニティ+おもちゃ

左側写真は、往路エコノミークラスで配布されたアメニティです。ポーチの中には、ソックス、アイマスク、耳栓、スリッパ、歯ブラシ(この歯ブラシ日本の倍以上の長さ…。)、リップクリームが入っていました。下記の写真は、復路で配られたアメニティです。色味は違うものの、内容は一緒です。

下記写真は、子供用のアメニティと子供のみに配られたおもちゃです。歯ブラシの長さは、大人のものと同じで長いです…。

子供用アメニティ
ぬいぐるみ
木工の飛行機とパイロット、被り物

トルコ観光名所ーイスタンブール歴史地域ー

ほぼ定刻通りイスタンブール空港に着陸しました!トルコ半日観光で巡ったところをご紹介しますね。
空港から旧市街までは、車で約1時間ほどかかります。

トルコには早朝に着いたので、ドライバーさんに連れてきてもらったカフェで一服!娘は絞りたてのフレッシュオレンジジュース、私はカフェラテです。ドライバーさんも早朝からお迎えに来て頂いたので、カフェラテ。

トルコには、街中至る所に野生の猫ちゃんがいました。人慣れしているネコも多いです。野良犬も多くいました。ネコちゃん、ワンちゃんに餌をあげるための自動販売機も設置されていました。
娘は、ネコちゃん大好きなのでたくさん撫で撫で出来て満足そうでした。

ブルーモスク

ブルーモスクの正式名は、スルタンアフメト・モスク。オスマン帝国の第14代スルタン・アフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造されました。”世界で最も美しいモスク”と評されています。
参考:Wikipedia「スルタンアフメト・モスク」

ブルーモスクの内部は、土足厳禁。モスクは、神聖な祈りの場所なので肌の露出(ノースリーブ、短パンなど)が多いと中に入れません。頭髪を覆うストールも観光客であれ必須です。
私は、日本から持って来たストールで覆いました。5歳の娘は、必要なかったです。
モスク界隈には、素敵なデザインのストールも売ってます。
お祈りを捧げていらしゃる方も多いので、大きな声は禁物です。

ブルーモスク中庭の西側の門
ブルーモスク内部

ブルーモスク西側のスルタンアフメット広場にあるオベリスク。
こちらの広場は、古代ビザンツ帝国時代、競技場の跡地だそうです。
右写真の手前にあるのが、テオドシウス1世のオベリスクで奥側にあるのがコンスタンティヌス7世のオベリスク。写真には、写ってないですが真ん中には、途中で折れた”蛇の柱”があります。
このあたりは、ガイドさんの説明を受けながら観光すると、世界史大好きな私はとても楽しめました!現在は、地元の方や野良犬が憩う広場ですが、歴史が深い場所です。

この広場には、有料の公共トイレがあります。
1リラ(=9円)必要でした。(2023/6月時点)

アヤソフィア

ビザンツ帝国時代においては、キリスト教の大聖堂として使われていましたが、オスマン帝国時代に入ると、ミナレットなどが加えられイスラムモスクとして姿を変えた建造物。ふたつの宗教が混在する内部には、聖母子のモザイク画やアラビア語で書かれている歴代カリフの名前なども見られ、イスタンブールの歴史の深さを実感出来るアヤソフィア。

 アヤソフィア外観
アヤソフィア内部

地下宮殿=バシリカ・シスタン

現存する東ローマ帝国の貯水池として最大のもの。ビザンツ帝国皇帝ユスティニアヌス1世(在位:527-565)が531年におきた二カの乱を鎮圧後に7000人の労働者を使って作らせた。無数の大理石の柱が宮殿のように見えることから”地下宮殿”と呼ばれているそうです。詳細は下記サイトを参考にしてみてください!
参考:TURKISH Air&Travel

入り口から階段を降りて地下へと向かうと外気温よりも少しひんやり、涼をとることが出来ます。湿っぽい感じで、薄暗くライトアップされた幻想的な空間。幼い娘は、一番奥にあるメデューサの顔が怖かったようです…。

グランド・バザール

世界で最古かつ最大の市場。
トルコの食器や絨毯などほんとにたくさんのお店が並んでいます。特に目を引いたのが金を売っているお店、価格交渉をしているお客さんとお店の方のやりとりがすごかった印象です。日本のお店とは違いお店の軒先の椅子に座りながら客引きをしていました。異国情緒あふれるお店が並び楽しかったです!

左側の写真は、お店のスタッフへのお土産にした”ロクム”というお菓子。箱のサイズは、3種類ほどあり、こちらが一番小さいものになります。
棒状のロクムを専用のカットナイフで押切にして詰めてくれます。カラフルで見た目も華やかです。甘いは甘いですが、ナッツも沢山入っているので風味豊かなお菓子です。
お店の人によると、常温で3ヶ月持つとのこと。
主人用にレモンソルトで風味付けされたピスタチオ、ジャスミン茶、ローズシュガーなども購入。日本円で8000円ほどのお買い物になりました。どんどん進めてくるので、もういらないときはハッキリ意思表示を!
「美味しい!」と言っているとどんどん進めてきますよ~
※すべてのお土産を真空状態にしてくれます。

☆トルコのトイレ事情☆ 
グランバザールの出入口のところに、無料で利用できるトイレありました。
娘は、洋式トイレしか利用できないので探すのに苦労しました。
トイレットペーパーもあり助かりました。
トルコでは、トイレに紙を流さないで、備え付けのゴミ箱に捨てるので臭いはとても気になります。。。娘も「クサイ、クサイ」と言いながら鼻をつまんでいました…。(笑)
日本の当たり前が、海外では当たり前ではないといい勉強になりました。

トルコでランチ「鯖サンド」

半日観光のランチは、ガイドのアリさんが連れてきてくれたレストラン<Karaköy Olimpiyat Restoran>のオススメ”鯖サンド”=トルコでは、「エクメッキ」というらしい。
中には炭火で焼かれた鯖とお野菜がギッシリ詰まっています。しっかり味付けされておりとても美味しかったです!周りの生地も外側が香ばしくて、娘もパクパク食べていました!!
観光客向けの鯖サンド(=提供が早いもの)は、外れもあるみたいなので皆さんも気を付けてくださいね。
フランスパンにサンドされたものは、外れが多くラワシュ(ラヴァシュ)と呼ばれる薄焼きパンのものがオススメらしいです。

鯖サンドを食べたレストランから見える風景

海からの風がとても気持ちよく、店内も私たちが食べているときは数組でゆっくり過ごせました!食後に飲んだ紅茶もとても美味しかったです。

イスタンブールの歴史地区からカラキョイ地区のレストランまでは町並みを見ながらトラム(左側写真)で移動しました。
鯖サンドを食べた後、トルコアイスも食して娘はご満悦でした!トルコアイスはパフォーマンスが楽しかったです!
そして、この後ガイドのアリさんがオススメのトルコ絨毯と雑貨屋さん(Deco Gift & Carpet)に連れて行ってくれました。ここで時間を費やしてしまったため、飛行機に乗り遅れてしまいました…

DECO GIFT&CARPETー素敵な絨毯とトルコ雑貨のお店

DECO GIFT&CARPETの外観 (画像引用元:.tripadvisor)

DECO Gift&Carpetでは、日本語堪能なアフメットさんとお話しして楽しいひとときを過ごしていました。ヤギの顎髭を使用したストール(手触りが良くて、びっくりするぐらい軽い!)が気になって色々丁寧に商品説明を受けているとあっという間に時間が過ぎてて…。
ガイドのアリさんも15時半のフライトを18時だと思っていたようで。。。
13時過ぎにヤバい!となり慌てて空港に向かいましたが、渋滞していて、、、30分ほど、間に合わずでした。
人生初めてのトランジット失敗…。イスタンブール空港についてから、ガイドのアリさんが現地のトルコ航空に掛け合ってくれて、何とかその日のうちにトゥルーズ空港(フランス)にいけないか聞いてくれたのですが、翌日8時半の便しかないとのこと。ドイツ経由だと帰りの飛行機もすべてキャンセルになるとのことで、その日のうちにトゥルーズに行くことは諦めざるを得なかったです。
(なぜ帰りの飛行機もキャンセル扱い??になるのか…。今もその理由分からずです。)

私は、フランスのホテルと現地の旅行会社に電話して旅程の変更依頼をしたりバタバタでした。
「大学でフランス語を学んでいて良かった~!」と心底思いました。
預けたスーツケースは羽田からトゥルーズまでバゲージスルーの予定でしたが、間に合わないとのことで荷物もイスタンブール空港に下ろされました。その荷物をピックアップするのにも時間がかかり夜8時半頃まで空港に缶詰になりました。。。
旅にハプニングはつきものと思ってはいたものの、さすがに焦りました(汗)
この日の夜ご飯に役に立ったのが、水のみで出来るおにぎりでした
ホテルに着いたのは、夜10時前。さすがに5歳児にしては、体力あるほうの娘もグッタリ。。。
翌日は、5時過ぎにホテルにお迎えに来てもらい空港に7時前ごろに到着して、荷物も預けて搭乗手続きを終えました。ガイドのアリさんも15年ガイドをしていて初めてのトランジット失敗だったとのこと。


イスタンブールの空港には、キッズスペースがあり子供たちが退屈することなく過ごせるようになっています。また、出入国審査(パスポートコントロール)も、幼児がいる家族連れは、優先的にしてもらえる専用ゾーンが設けられています。幼児連れだと、長時間並ぶと疲れてしまうので、有り難かったです!

飛行機の待ち時間に折り紙を楽しむ娘(左写真)。イスタンブール空港での朝ご飯も、日本から持って来たおにぎりを2個食べました。

イスタンブール空港内
空港内には、誘惑のおもちゃがいっぱい…
”すごい!スーツケースを頭のうえに!”

日本でもおなじみのキットカット。こちらのキットカットはヴィーガン対応。
ユーロ高円安(1ユーロ=158円※2023/6月時点)において、キットカット1箱10.90ユーロは高く感じます…。
空港内は、トルコリラ表示ではなくユーロ表示でした。

タイトルとURLをコピーしました