お菓子に“こころ”、“想い(思い)”を込めて作るパティシエのことを指した造語。
(※私が個人的に造った言葉)
「お菓子は誰かのことを想い作るもの、そして、誰かに思いを込めて贈るもの」
お菓子は、“食べる人の心を満たすもの“ だからこそ作り手はしっかり『心』を込めて作らないといけないと思う。
毎日、沢山のお菓子を作る上で、私が最も大切にしてる考えです!
では、具体的に心を込めるとはどういうことか?
例えば、お誕生日のケーキをお作りするとき、
①お渡し日当日の朝、スポンジ(ジェノワーズ)を焼成。
※その為、基本的に16時以降のお渡し。
②持ち歩きの時間とお召し上がりの時間を考慮して生クリームの泡立て具合を調整。
※生クリームは立てすぎると口当たりが重くなり、立てが足りないと保型できない。 ③サンドする苺も毎回味見をして、甘さが足りないときは粉糖で調整。
※時期によって苺の甘みにばらつきがある為。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、実際に出来てないお店、パティシエは多いです。
気をつけていないと作り手目線の仕事の仕方になり作業になってしまうのです…。
心を込めるとは、お客様(食べる人)のことを思い、いちばん美味しい状態でお作りすること。
私は、お菓子を作っているときお客様の笑顔を想像してます!
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